さいたま市中央図書館にがん闘病記500冊を寄贈しました

 2018年1月19日、市民の医療ネットワークさいたまの谷中照枝代表から、さいたま市中央図書館の利根川正樹館長に、がんの闘病記500冊を寄贈する贈呈式が行われました。式には、NPO法人このまちで暮らす会の田口秀之助代表理事も出席されました。


利根川雅樹館長は「不安や苦しみを解消したいと情報を求める方々のため、市内25館で有効に活用したい」と感謝の言葉をいただきました。

贈呈された闘病記は、妻の乳がんをきっかけに闘病記を集め始め、闘病記専門のインターネット古書店「パラメディカ」をさいたま市内で運営していた、故星野史雄さんが生前作成したリストに基づき収集したものです。

自身も大腸がんだった星野さんは、病で動けなくなるまで自ら東京・神田の古書店街などに足を運んで闘病記を集め、役立つ本を選び続けてくれました。星野さんは事務局を務めるなど、20年近くにわたり私たちと交流を深めてきました。

2016年4月に亡くなって以降、私たちは星野さんの遺志を引き継ぎ、全500冊をまとめて所蔵し、できるだけ多くの人に読んでもらえる寄贈先を探していました。

贈呈式には星野さんのお母さんと妹さんが同席されました。


さいたま市中央図書館は、埼玉県内でもっとも「がんの闘病記」が充実した図書館になりました。

がんになった時に、生活がどのように変わるのか、またがん患者やご家族が、どのような困難に直面し、どんな悩みをかかえ、それをどのように乗り越えたかが、闘病記には実際の体験として書かれています。

 あなたがガンと告げられたときに、同じがんの闘病記を3冊ほど読むと、これからの治療や生活のアウトラインがよくわかり、水先案内として非常に役にたちます。

ぜひ、闘病記がさいたま中央図書館にあることを、頭のなかに入れておいてください。

<ご参考>

闘病記の本のリストはさいたま市のサイトをご覧ください。


http://www.city.saitama.jp/002/001/011/003/p046873.html